カードローンとフリーローンどちらを優先的に返済していくべき?…金利の違いでカードローンから支払うべき

比較

カードローンとフリーローンを同時に利用していた時、どちらを優先させて返済したほうがお得なんでしょうか?

結論から言うとカードローンを優先的に返済していった方が支払う利息は抑えることが出来るケースがほとんどです。

ではどうしてカードローンを優先的に返済するべきか、今回は金利についてから紹介していきます。

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金利が高い方を優先させるのが基本

今回の例としてカードローンとフリーローンを同じ金額だけ借りているという設定で紹介していきます。

同じ金額を両方から借りた場合には一般的にフリーローンの方が金利が低く設定されていることが多くなっています。

この場合は金利の高いカードローンから返済を行っていく方がより支払う利息を抑えて返済していくことが出来ます。

というのも残した方のローンはこれからも時間をかけて返済を行っていくことになるので、返済期間が長くなればなるほど利息は多く発生していく事になります。

その発生する利息を少しでも少なくするために金利の低いフリーローンを残しておいた方がお得に利用することができる。という事になります。

銀行で見た金利の違い

カードローンとフリーローンの金利差をみずほ銀行の商品で比べてみると以下のような違いがあります。

商品名金額金利
みずほ銀行多目的ローン300万円変動金利方式:年5.875%
固定金利方式:年6.650%
みずほ銀行カードローン300万円までの場合年14.0%~年7.0%

このような金利になっていて、下限金利は年6.65%と年7%でそれほど大きな差はありませんが、カードローンの場合は300万円いっぱいに借りた場合に年7%となるので、それより金額が小さいと金利も上がってしまうことになります。

ですが多目的ローン(フリーローン)の場合は10万円~300万円の内いくら借りたとしても年6.655%又は年5.875%となるので、300万円いっぱいに借りない場合はフリーローンの方が金利が低いという事になります。

例えばみずほ銀行カードローンと多目的ローンから100万円を1年間借りた場合に発生する単純な利息には次のような差があります。

みずほ銀行カードローン

100万円 × 12% = 120,000円

多目的ローン(固定金利方式の場合)

100万円 × 6.65% = 65,000円

この利息は1年間全く返済しなかった場合の利息で、実際は毎月返済を行っていくので計算した利息よりは少なくなりますが、目安として考えて下さい。

大まかではありますが、実際の数字を見てみてもやはりカードローンを早めに返済したほうが支払う利息を抑えることが出来るという事が分かると思います。

返済方式の違い

カードローンを優先的に返済していく理由の1つに返済方式の違いがあります。

ご存知の方も多いともいますが、カードローンの多くに採用されているのが「残高スライドリボルビング方式」でいわゆる「リボ払い」です。

この残高スライドリボルビング方式は借りている金額が減っていくに連れて毎月の返済額も減っていくという返済方式で、返済額は低くなりますが、その分返済期間は長くなり結果的に多くの利息が発生してしまうというメリットとデメリットを持っています。

つまりカードローンを残して毎月の最低返済額のみ返済していった場合にはより期間がながくなり、より多くのお金を支払う結果になっていしまいます。

一方でフリーローンで多く採用されているのは元利均等返済で、カードローンとは違い新たな借入れも出来ませんし、借りているお金が減った場合でも返済額は一定なので残高スライドリボルビング方式よりも素早く返済を終わらせることが出来ます。

カードローンでも毎月一定の繰上げ返済を行い続ける事が出来るのであればいいですが、それが難しい場合はやはりカードローンを優先的に返済していくほうがおすすめできます。

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カードローンは完済後解約が理想

紹介してきたように基本的にはカードローンを優先的に返済していったほうが利息を抑えることが出来ます。

ですが完済後にカードローンをまた借りてしまってはあまり意味がないので、可能であれば完済後にはカードローンを解約するのが理想的です。

カードローンは何度でも借入れができ、急な出費でも対応することが出来るのが魅了の一つ。どうしても「また借りたくなるかも…」と躊躇するかも知れません。

確かにフリーローンを一緒に借りていない状況であれば年会費や維持費などは全くかからないので、完済後も解約することなく持っていても問題ありません。

ですがフリーローンの返済を考えると、解約して新たな借入れを防いだ方が残りのフリーローンの返済に集中することが出来ます。

もう一度利用したいと思った時には、今回の完済と解約も信用情報に記載されているので、審査の際に返済実績があると評価され審査にも通りやすくなるというメリットもあります。

またクレジットカードや住宅ローン、自動車ローンなどを考えている場合はカードローンが解約されていたほうが好印象を与えることができます。

借入残高が少ないローンを優先させるのも有効

今回の条件としてフリーローンとカードローンを同額借りているとしているので、カードローンを優先的に返済していったほうが良いという流れになっています。

ですがこれがフリーローンが残り20万円、カードローンが50万円という状態で30万円だけ返済に使えるという状況であれば、カードローンを中途半端に返済するよりもフリーローンを先に完済させるという方法も有効です。

もっと言えば、フリーローンに支払っていた返済額をカードローンで繰上げ返済として上乗せして支払っていくことで今までと毎月同じ額を支払いながらカードローンの返済を早めることも可能です。

やっと片方を完済したのに今までと同じ額を支払うのはきついかもしれませんが、繰上げ返済を行うことで利息も返済期間も短縮るすることが出来るので、無理のない程度で構わないので意識的に行ってみる事をおすすめします。

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まとめ

以上がカードローンとフリーローンどちらを先に返済するべきかの紹介でした。

紹介してきたように基本的には金利が高い物を優先的に返済していくべきですが、カードローンで残高スライドリボルビング方式を採用している場合は最低返済額のみでの返済では期間が長期化し、結果的に多くの利息を支払う事になってしまいます。

なので返済できるお金に余裕がある場合は、できるだけカードローンは繰上げ返済なども行いながら優先的に返済していく事をおすすめします。

ただカードローンを完済しても自動で解約させれるわけではないので、借りようと思えばすぐにでも借りることが可能です。

ここでまたある程度のお金を借りてしまうと完済した意味がなくなってしまうので、カードローンがあると使ってしまうという場合は解約しておきましょう。

カードローンがないと不便に感じる所もあるかもしれませんが、まずはフリーローンとカードローン両方の完済を目指して返済を行ってくのが最良だと思います。

ただどのような状況でもカードローンが優先という訳ではなく、フリーローンの方が後少しで完済できるならそちらを優先するなど、どちらかを完済するということが重要なので、カードローンを優先しつつ臨機応変に返済をしていきましょう。