中京銀行は愛知県名古屋市中区に本店を置く第二地方銀行で、カードローンは「C-style」「ハイステージ」の2種類を展開しています。
C-styleは幅広い人が利用できるようなカードローンとなっていて、ハイステージは利用条件は厳しくなりますがその分お得に利用できるようなカードローンになっています。
そんな2つのカードローンについてより詳しく特徴などについて紹介していくので、カードローン選びの参考にしてみて下さい。
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C-Styleの商品概要
中京銀行のカードローン「C-sstyle」の詳しい商品内容は以下のようになっています。
利用条件 |
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使用用途 | 自由(事業資金を除く) | ||||||||||||||||||||
契約期間 | 3年(自動更新) ※76歳まで | ||||||||||||||||||||
利用限度額 | 10万円~500万円以内(10万円単位) | ||||||||||||||||||||
金利 | 年4.9%~14.5%
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借入方法 | ATM借入れ | ||||||||||||||||||||
返済方法 | 毎月8日口座引落し | ||||||||||||||||||||
返済方式 | 残高スライド元利定額リボルビング方式
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収入証明書が必要になる金額 | 50万円以上 | ||||||||||||||||||||
担保・保証人 | 不要 | ||||||||||||||||||||
保証会社 | アコム株式会社 |
以上が中京銀行のカードローン「C-style」の利用条件や金利、利用限度額などの詳しい商品内容の紹介でした。
C-styleの特徴
詳しい商品内容を紹介した後はC-styleの特徴などについて紹介していきます。
利用限度額、金利共に平均的
C-styleの利用限度額は10万円~500万円で、金利は4.9%~14.5%に設定されています。
利用限度額の上限の500万円は他の銀行カードローンとしては平均的な数字になっていますが、数百万円単位の金額を借りる予定がないという方にとっては十分過ぎる程の金額になっているので、それほど不満に感じる方は多くないと思います。
金利については100万円以下の比較的少ない金額を借りる際に重要になる上限金利は14.5%となっていて、銀行カードローンでは平均的な数字となっています。
一方で上限金利の上限に近い金額を借りる際に重要になる下限金利は4.9%に設定されていて、利用限度額の上限の500万円と合わせて同金額の他の銀行カードローンと比べると、4%台に設定されていることが多いので、平均的な数字になって言えます。
なので、C-styleは利用限度額も十分にありますし、金利も平均的な数字になっているので少ない金額でも大きな金額でもどちらでも借りやすい幅広く利用できるカードローンとなっています。
WEB完結が可能
C-styleは店頭へ行くことなくインターネットのみで申し込みから契約まで行うことが出来るWEB完結に対応しています。
地方銀行の中にはインターネットからの申し込みには対応していても最終的に契約を行うには店頭窓口で行わないといけないカードローンもあります。
その場合は窓口が営業している平日の15時前までに店頭へ行く必要がありますが、忙しい方にとっては平日の昼に銀行へ行くのは難しいという方もいると思います。
そんな場合でもC-styleであれば24時間インターネットからの申し込みから契約までが可能で、自分の好きな時間に行うことができるので、忙しい方であっても手軽に契約を行うことが可能となっています。
ただしC-styleではWEB完結を利用するには大垣共立銀行のキャッシュカードを発行している総合口座を持っている必要があるので、申込時に口座を持っていない場合は店頭での口座開設が必要となり、WEB完結が行えないので注意しましょう。
またインターネット以外からの申し込みが良いという方は銀行窓口でも申し込みを行うことが出来るのでそちらを利用して申し込みを行ってみて下さい。
パート・アルバイト・専業主婦も利用可能
カードローンを選ぶ際に消費者金融は審査に通りやすくて、銀行は審査に通りにくいというイメージがあると思いますが、銀行のカードローンであってもパート・アルバイト・年金生活者の方であっても利用できるカードローンが存在します。
C-styleでもパート・アルバイト・専業主婦・年金受給者の方も利用することが可能となっています。
パート・アルバイトの方たちはそれほど収入が多いわけではないので、借りる事ができる金額は低くなりがちですが、その際に重要になってくるのは上限金利です。
その上限金利は消費者金融のカードローンと銀行カードローンの平均と比べると4%近く差があり、数百万円借りる際に重要になる下限金利よりも大きな差があります。
なので少額のお金を借りる時こそ銀行カードローンを利用するのがお得になるので、パート・アルバイトなどの方も消費者金融カードローンだけでなく銀行カードローンも選択肢に入れてみましょう。
即日融資には非対応
銀行カードローンの中ではWEB完結に対応している場合、即日融資にも対応している場合も少なくありませんが、C-styleでは即日融資をすることは出来ません。
即日融資可能になっているカードローンの場合は、契約後に口座に直接お金を振り込んでもらう振込融資に対応しているケースがほとんどですが、C-styleは振込融資には対応していません。
振込融資というのは、お金をATMから引き出すためにはローンカードが必要になりますが、地方銀行ではローンカードを郵送で送るしか無いので、手元にカードが届くまでお金を借りることが出来ません。
ですが振込融資に対応しているカードローンであれば、銀行にお願いすることで直接口座に金額を振り込んでくれるので、ローンカードが手元に届く前にお金を借りることが出来るサービスの事です。
その振込融資に対応していないので、申し込んだその日にお金を借りることはできないので、ローンカードが届いて初めてお金を借りることができるようになります。
なのでC-styleは急いでお金を借りたいという方に取っては不向きなカードローンかもしれません。
返済額は2,000円から
C-styleの返済額は10万円以下の金額を借りた場合は毎月2,000円からとなっているので、毎月の返済額が少なく家計の負担になりにくく気軽に利用することが出来るようになっています。
気軽に利用することは利点ではありますが、逆を言うと毎月の返済額が少ないという事は完済するまでの期間が長くなるという事で、期間が長くなるとその分利息を多く支払う必要があります。
なので出来るだけ支払う利息を抑えたいという場合は毎月の返済額に加えて繰上げ返済を行うことが重要になります。
繰上げ返済とは随時返済とも呼ばれ、毎月の返済額に加えてお金を振り込むことで、より早く借りている金額を減らすことができる返済方法です。
毎月の返済額はその中から利息分を引いた金額が返済金額となるので、毎月支払っている金額が全て借りている金額の返済に充てられているわけではありません。
ですが繰上げ返済を行うと繰上げ返済で支払った金額はそのまま全て借りているお金の返済に充てられるのでより素早く借りている金額を減らすことができます。
なので支払う利息を減らしたいという場合は毎月の返済だけでなく、無理のない程度に繰上げ返済を行うようにしましょう
ゼロバンクでATM手数料無料
C-styleはお金を借りる際にATMを利用することになりますが、中京銀行ATMの他にもコンビニのATMなどと提携を行っているので、近くのコンビニにあるATMからもお金を借りることが出来るようになっています。
地方銀行のカードローンのほとんどはコンビニATMでお金を借りることができますが、手数料無料で利用することができるカードローンは実はそれほど多くありません。
なのでコンビニATMを利用できても手数料が必要になるので、最も身近にあるであろうコンビニATMを気軽に使えないのでコンビニに寄ったついでに支払うということができず、地方銀行のATMや提携銀行ATMで利用することになってしまいがちです。
ですがC-styleではコンビニATMではサークルK・サンクスなどに置いてあるゼロバンクを利用する際は時間内であれば無料で利用することが可能となっています。
ただしゼロバンクで利用できるのはお金を引き出しのみで繰上げ返済は利用できないので気を付けましょう。
中京銀行ATMとゼロバンク、提携銀行ATMを合わせれば、かなりの数のATMになるのでそれほど手数料無料のATMを見つけるのに苦労する事なく利用することができるでしょう。
中京銀行で利用できるATMは以下のようになっています。
中京銀行の営業区域内から申込可能
地方銀行は大手消費者金融や大手銀行などのように全国展開を行っていないので、地方銀行の本店や支店がある地域のみでしかカードローンに申し込めないというケースも珍しくありません。
C-styleも同様に中京銀行の営業エリアに住んでいるか、勤務している人のみが利用することが出来るカードローンとなっていて、中京銀行の営業エリアは以下のようになっています。
以上の地域のみから申し込みができ、それ以外の地域からは申し込みが行えないので利用できる方はかなり限定されることになります。
契約期間は3年
カードローンには契約期間が設定されていて、その期間が過ぎると審査が行われ問題がない場合は自動で更新されるので、利用者も知らない間に審査が終了していることがほとんどです。
契約期間が自動で更新されてしまいますが、携帯の契約とは違って契約期間中に解約したからといって、違約金が発生するという事は無いので安心して下さい。
審査に問題がなければ何事もなく終わりですが、審査でもっと詳しく審査をする必要があると判断されると銀行から収入証明書の提出を求められる可能性があります。
この契約期間は消費者金融は約5年とかなり長く設定されていますが、銀行の場合は1年契約になっているカードローンがほとんどです。
C-styleでは契約期間が銀行のカードローンでありながら3年となっているので、銀行カードローンの中では長い契約期間となっています。
契約期間が長いという場合は収入証明書の提出を求められるかもしれない頻度が低くなるので、収入証明書を用意する必要が少なくなり手間がかかりにくくなります。
申し込み可能な年齢の上限が高い
カードローンには新規で申し込める年齢には上限があり、銀行カードローンでは60歳~65歳程度までとなっている場合が多いです。
C-styleではカードローンを申し込むことが出来る年齢が75歳までと高い年齢に設定されていて、平均から見ると5年~10年程度長くカードローンを利用することが出来ることになります。
年を重ねても冠婚葬祭などの急な出費がある事は変わらないので、長く使えるということはそれだけで大きなメリットになります。
スポンサードリンクハイステージの商品概要
中京銀行の2つ目のカードローン「ハイステージ」の詳しい商品内容は以下のようになっています。
利用条件 |
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使用用途 | 自由(事業資金を除く) | ||||||||||
契約期間 | 3年(自動更新) ※65歳まで | ||||||||||
利用限度額 | 100万円・200万円・300万円 | ||||||||||
金利 | 年7.5%(変動金利) | ||||||||||
借入方法 | ATM借入れ | ||||||||||
返済方法 | 毎月8日口座引落し | ||||||||||
返済方式 | 残高スライド元利定額リボルビング方式
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収入証明書 | 必須 | ||||||||||
担保・保証人 | 不要 | ||||||||||
保証会社 | 株式会社オリエントコーポレーション |
以上がハイステージの利用条件や金利、利用限度額などの詳しい商品内容の紹介でした。
ハイステージの特徴
詳しい商品内容を紹介した後はハイステージの特徴などについて紹介してきます。
金利がお得に設定されている
ハイステージの利用限度額は100万円・200万円・300万円の3種類で、金利は7.5%となっています。
利用限度額は最高で300万円なので、銀行カードローンの平均よりも少なめではありますが、この金額でも充分と思われる方も多いと思うので、決して低い金額ではありません。
金利については、他のカードローンのように金利に幅はなくいくら借りても7.5%になるので、200万円までの借入れであればかなりお得に利用することが出来ます。
300万円借りた場合でも決して高い訳ではありませんが、他のカードローンと比べてみると平均的か若干低い程度なので、200万円以下を借りた場合と比べるとそれほどのお得感は少なくなってしまいます。
ですがどの金額でもお得に利用することが出来るので、とても魅力的なカードローンとなっています。
利用条件は厳しめ
上記したように低金利で利用することが出来るハイステージですが、利用条件は他の銀行カードローンよりも厳しめに設定されています。
ハイステージを利用するには年収の条件があり、それをクリアして尚且つ年収に応じた利用限度額までしか利用することが出来ないようになっています。
必要な年収と利用できる限度額は以下のようになっています。
利用限度額 | 前年度の税込収入 |
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100万円 | 300万円以上 |
200万円 | 400万円以上 |
300万円 | 600万円以上 |
最低でも年収300万円が必要で最高では600万円も必要になるので、カードローンの中でも高めの金額設定になっていますが、勤続年数などの条件がないだけ少しだけ条件が優しくなっているとも言えます。
さらに消費者金融で借りる場合と比べてみると、消費者金融には貸金業法の利息制限法があり、年収の1/3までしか借りることが出来ないので、それに比べると年収に対してより多くの金額を借りることが可能です。
WEB完結には非対応
同じ中京銀行のC-styleでは中京銀行の口座を持っていればインターネットで申込から契約まで行えるWEB完結に対応していましたが、ハイステージではWEB完結には対応していません。
C-styleと同様にインターネットからの申込は行うことは出来ますが、最終定期な契約は店舗窓口まで行って行う必要があるので、WEB完結での契約は行うことが出来ません。
金利は変動金利型
カードローンの多くは固定金利型といって基本的には金利は一定となっている金利方式を採用していますが、金利が低めのカードローンで採用されていることが多い方式が変動金利型です。
この変動金利型は固定金利型のように金利が一定ではなく、年に2回程金利の見直しが行われるので金利が変わっていく金利方式となっています。
住宅ローンや自動車ローンでは契約時の金利が適応されて金利が変動しても金利は変わらないというプランもありますが、カードローンでは金利が変更されると契約後であっても、カードローンの金利に反映されることになります。
ですが一気に数%の金利が上昇するといった金利が極端に上がり下がりすることは基本的にないので、それほど気にする必要はないかもしれません。
収入証明書は必須
銀行カードローンでは申込者の収入を把握するために提出してもらう収入証明書が必要になる金額はそれぞれの銀行で決められているので一定ではありませんが、多くの銀行で50万円程度に設定されています。
ですがハイステージでは利用条件に一定以上の年収が必要になるので、借りる金額関係なく本人確認書類と共に収入証明書が必須となっています。
なのでハイステージを利用しようと考えている方は申込前に収入証明書を準備しておくようにしましょう。
収入証明書として使える書類は以下のようになっています。
- 源泉徴収票
- 給与明細書
- 住民税決定通知書
- 納税通知書
- 確定申告書
- 所得証明書
- 年金証書、年金通知書
中京銀行カードローン評価まとめ
以上が中京銀行のカードローン「C-style」と「ハイステージ」の特徴や詳しい商品内容の紹介でした。
C-styleは利用限度額や金利は平均的ですが、WEB完結を行うことが出来たりパート・アルバイトの方でも利用可能となっているように利便性の高いカードローンとなっています。
一方でハイステージは利用条件に年収条件があるのでC-styleのように幅広い人が利用できるようなカードローンではありませんが、条件が厳しめな分だけ金利が低く設定されているので条件をクリアすることができればお得に利用することが出来るカードローンです。
特徴の違うので自分に合ったカードローンを選ぶことが可能となっています。