ゆうちょ銀行の特徴まとめ…カードローンもあるけど実質スルガ銀行のものになるので注意

郵便b局

誰でも一度はお世話になった事がある郵便局ですが、郵便を配達するだけでなく他にも様々な事で利用することができ、宅配業者としての一面もありますし、保険を扱ったりもしています。

さらに郵便貯金として銀行と同じようにお金を預けたり、振り込んだりすることが出来ますが、それでも銀行ではなく郵便貯金としての業務を行っていました。

ですが10月に入りゆうちょ銀行となり、銀行としての業務を開始しカードローンなどの扱いも始まりました。

カードローン業界に新しく入ってきたゆうちょ銀行の特徴などについて紹介していきます。

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ゆうちょ銀行とは

ゆうちょ銀行とは郵政民営化により郵便局が行っていた郵便貯金が元となって出来た銀行です。

郵政民営化は2007年に行われて、その時に既にゆうちょ銀行はできていましたが、その時はまだ完全な株式会社ではなく政府が100%株式を保有する完全に株式会社になる前の準備段階でした。

なぜ完全民営化になるまで10年も必要だったかというと、この間に政権交代が行われて民主党政権になった時に「郵政株売却凍結法」というゆうちょ銀行などの株を一般に売るのを阻止する法案ができたりしたこともあり遅れが出ていました。

その後の選挙で自民党が政権を取り戻し郵政株売却凍結法も廃止され、郵政民営化から10年が経過した2017年10月1日に政府が100%保有していた郵便局の株を上場し、一般に売却が開始されて完全な株式会社となりました

会社の形態は変わりましたが、お金の出し入れなどで利用する場合では今までとほとんど変わっていないので、株式がどうこうという難しい話しは関係なく通常とおなじように利用する事ができるので大丈夫です。

ゆうちょ銀行の特徴

このような経緯で出来たゆうちょ銀行ですがどのような特徴があるのかを紹介していきます。

日本全国どこにでもあり、利用者が多い

ゆうちょ銀行は郵便局が元になっているので、郵便局があるところにはゆうちょ銀行があると言っても過言ではありません。

郵便局はどんな田舎であっても大体の市区町村に1つはあるような存在なので、そこにゆうちょ銀行があるとなると日本全国津々浦々にゆうちょ銀行があるという事になります。

意外なことにメガバンクと言われる三大銀行であっても、全都道府県に支店があるのはみずほ銀行のみとなっています。

それに比べるとゆうちょ銀行は比べ物にならないほどの支店が各地域にあるので、分布率でいうと圧倒的に多く日本中どこに言ってもゆうちょ銀行は利用できるという利便性がゆうちょ銀行の最大の強みであり、特徴と言えます。

銀行の規模が大きく安心して利用できる

さらに利用者も郵便局時代から引き継がれるので圧倒的に多く、銀行口座のほかにゆうちょ口座を持っているという方も珍しくはありません。

なのでゆうちょ銀行はお金を預かっている金額「預金残高」はメガバンクに匹敵するレベルどころではなく、日本一な上に世界でもトップ10に入る程です。

銀行にとって貯金として預かっているお金を元手に運用して資金を増やしていくので、預金残高=資金力と言っても過言ではありません。

いずれメガバンクと言われる「三井住友銀行」「三菱東京UFJ銀行」「みずほ銀行」の中にゆうちょ銀行が加わって4大メガバンクと言われる時代が来る可能性は非常に高いです。

ATM設置台数は日本一

ゆうちょ銀行の自社ATM自体はそれほど多くなくあまり見かける事はないと思いますが、郵便局が日本全国どこにでもあるように、郵便局がある所にはATMが設置されている事がほとんどなので、自社ATMの設置台数は他の銀行よりもかなり多くなっています。

ゆうちょ銀行でのやりとりならば曜日や時間に関わらずいつでも利用手数料を取られないのも大きいですね。

ファミリマートでのATM手数料無料に

多くの銀行と同じようにコンビニATMでもゆうちょ銀行の利用はできますが、ほとんどの場合手数料が必要となります。しかしファミリマートだけ2018年1月から手数料無料となります。

ファミリーマートは今までもコンビニで唯一ゆうちょ銀行専用のATMをファミリーマートのATMとは別に配置していた店舗もありましたが、2018年からはファミリマートのATMでも無料で使えるようになるようです。

コンビニでは唯一と言うことなので、郵便局が遠いけどファミリマートは近くにあるという方にとってはとても使いやすくなります。

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ゆうちょ銀行カードローン「したく」

ゆうちょ銀行になったことでゆうちょ銀行もカードローン商品「したく」を展開していますが、これはゆうちょ銀行独自のカードローンではなくスルガ銀行のカードローンを媒介している形になっています。

カードローン「したく」
年利利用限度額遅延損害金返済方法
年7.0%~14.9%10万円~50万円年19.5%残高スライド元利定額リボルビング方式

このような内容のカードローンになっていますが、あくまでもスルガ銀行のカードローンであってゆうちょ銀行との契約になるわけではないという点は覚えておきましょう。

ゆうちょ銀行デメリット

ゆうちょ銀行を利用する場合に発生するデメリットなどについて紹介していきます。

ゆうちょ銀行自ら融資ができない

上でも紹介したように、ゆうちょ銀行はカードローンを展開していますが、銀行では珍しく他の銀行のカードローンを斡旋して紹介しているだけという形を取っています。

恐らく独自のカードローンを作るほどのカードローンに対するノウハウが少ないので、現段階ではこのような形にしているんだと思います。

他の銀行であっても以前は個人融資に対するノウハウを持っておらず個人融資には積極的ではありませんでしたが、消費者金融を傘下に入れてからはそのノウハウを利用して個人融資を積極的に行っています。

ゆうちょ銀行もその内に提携や、消費者金融などを傘下におくなどして独自のカードローンを展開してくると思いますが、今現在では金利もそれほど安いわけでもなくあまり特徴がないカードローンになってしまっています。

預金できる金額に上限がある

通常の銀行であれば貯金はいくらしてもいいので上限などは存在しませんが、郵便局時代には貯金できる上限金額というものが設定されており、1000万円までしか貯金をすることが出来ない決まりがありました。

その名残からかゆうちょ銀行になった今でも貯金できる金額には上限が存在しており、郵便局時代よりも少し上がった1300万円が上限となっています。

と言っても1000万円を超える預金がある人と言うのは限られて来るでしょうから、普段の銀行として利用する場合にはそれほど気にする必要はないですね。

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まとめ

以上がゆうちょ銀行の特徴についての紹介でした。

ゆうちょ銀行は郵便局と併設されている事もあって利便性はどの銀行よりも高く、資金力も豊富過ぎるくらいの企業なので、今はまだ不完全なところなどもありますがそのうちメガバンクと競うほどの存在になっていくでしょう。

カードローンという点でみるとまだまだなので、今後どのようなカードローンを展開していくのか注目です。