地震や台風など災害に巻き込まれたらカードローンの返済はどうなるか…必ず相談窓口へ連絡を

災害

日本には地震や台風など様々な災害に見舞われる可能性がある国なので、被災してしまう可能性は誰にでもあります。

中には通常の生活をおくることも出来なくなる規模の災害の可能性があり、そうなるとカードローンの返済も行うことが出来なくなってしまいます。

実はそんな時には支払い猶予や返済額の大幅な減額などの処置をとってもらえることがあります。

今回は災害にあってしまった時にカードローン返済はどうなるかについて紹介していきます。

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災害のリスクはいつでもある

冒頭にも紹介したように、日本は世界有数の地震国である上に台風や大雨などの自然災害が起きやすい国でもあります。

特に記憶に新しいのが、2011年の東日本大震災や2016年の熊本地震などで大きな被害と犠牲者が出てしまう規模のものも珍しくありません。

台風や大雨などに関してはある程度の事前情報を得ることが出来るので、避難する事も可能ですが基本的に災害は予期せず襲ってきます。

そのような状況で避難する際には最低限の物しか持ち出すことが出来ないので、命は助かったとしても自分の家や財産が全て流さたり、破壊されてしまう事があります。

カードローンは毎月返済をしていく事が前提の融資方法なので、そのような場合にも今までと同じように返済を行っていかないといけないのでしょうか?

特別措置が行われる事がある

家や家財、財産を失ってしまった場合には、避難所暮らしなどになりカードローンの返済を行っていく余裕などはなくなってしまいますが、その場合でも決まった返済額を支払う必要があった場合には、延滞扱いになり遅延損害金なども発生してしまう事になります。

そうであった場合債務整理を行うしか方法がなくなってしまいますが、規模の大きな災害が起こった場合には特別措置が取られることがあります。

2011年を例に見てみると災害が起こった後に日本政府が各金融機関に返済の猶予などの措置を取るよう要請し、各金融機関は相談窓口などを設置して被災者のカードローンなどについての相談に対応しました。

その際に返済できる状況ではないと判断された場合には、返済猶予や返済額を極端に低くしてもらえるなどの措置をとってもらえることがあります。

ただし被災者の誰もがそのような措置をとってもらえるという訳ではなく、ある一定の基準がありそれを満たしている必要があります。

必ず窓口相談しよう

被災した直後というのは状況的にも精神的にも余裕がある状況ではありませんが、カードローンやローンを利用している場合は必ず相談窓口に相談に行くようにしましょう。

というのもカードローン会社側から被災地域に住んでいる人に大丈夫ですか?という連絡が行くことはないでしょうし、連絡がつかない状況の場合もあります。

なので自ら相談窓口に行って状況を伝えないと今までどおりに返済を要求され、延滞扱いになり、遅延損害金も発生してしまう可能性があるので、余裕はないと思いますが大事な事なので忘れないようにしましょう。

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特別ローンで融資してもらうことも可能

返済だけでなく、避難先などでもお金が必要になることがあると思いますが、現金が手元にないという場合にカードローン会社が緊急特別ローンとして融資を行ってくれる事があります。

これはカードローン会社だけでなくクレジットカード会社でも行ってくれることもあり、貸してもらえる上限金額はそれほど大きくはありませんし、審査もありますが、被災している状況であれば通常よりも低金利で、審査もに通りやすくなっています。

申込期間は短いこともあるので、これも相談窓口などで特別ローンがあるかなどのを聞いておくといいでしょう。

特別ローンといっても融資なので返済の義務があることには変わりないので覚えておきましょう。

災害救助法で債務整理をしやすくなる

例えば住宅ローンなどで既に大きな金額を借りている際に被災してしまった場合や、今までと同じように返済することが出来る見通しが立たないという場合は債務整理を行うことも選択肢の1つです。

2015年9月以降の災害救助法が適用された自然災害であれば、「自然災害による被災者整理に関するガイドライン」で通常よりもリスクを少なく債務整理を行うことが出来ます。

通常の債務整理とはなにが違うかと言うと、自然災害という仕方ない部分があるので、通常では一定の財産などは差し押さえられてローン返済の一部に充てられる事になりますが、ガイドラインを利用すると、その必要がなくなる場合があります。

また債務整理を行うと信用情報に記載され最長で10年程度カードローンなどのローンを組むことが出来なくなりますが、ガイドラインを利用した場合には信用情報に債務整理を行ったことが記載されないといったメリットもあります。

債務整理の手順は通常のものとほとんど一緒なので一定の手間はかかってしまいますが、上記したようなメリットがあるので圧倒的に生活の再スタートがきりやすくなっています。

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まとめ

以上が自然災害になどの被害にあってしまった場合の返済に関する事の紹介でした。

紹介してきたようにカードローンを利用中だとしても一定の条件を満たしていれば支払いに関しては考慮してもらえることがあるので、まずは必ず相談窓口で状況の説明などを行って今までどおりに返済が出来ない事を伝えるようにしましょう。

自分の所は災害にあわないんではないかと考えてしまいがちですが、知識は荷物にはならないのでもしもの時の為にどうするべきかを覚えておきましょう。