繰上げ返済の重要性とやり方まとめ…上手く使って返済額を減らしていこう

繰り上げな感じの矢印

みなさん一度は聞いたことのあるリボ払いですが、返済額が少なくとても便利な返済方法ではありますが、注意しないといけない点もあります。

その一つにリボ払いではなかなか元金が減らないという点があり、それを解消するために必要なのが繰上げ返済です。

リボ払いの危険性などが世間一般に周知されて行くに連れて、リボ払いという言葉はあまり見なくなりましたが実はまだカードローンの支払い方法ではほとんどの会社がリボ払いを採用しています。

今回はこのリボ払いとは切っても切り離せない「繰上げ返済」について解説していきます。

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繰上げ返済とは

繰上げ返済とは「一部繰上げ返済」とも呼ばれ、毎月の返済額に加えて追加でお金を支払う返済方法の事です。

また同じ意味の言葉として「随時返済」と記載されることもあります。

カードローンを契約した際には毎月の返済額が決まっており、それを毎月決まった期日に送れないように支払っていくのが通常の支払い方法ですが、通常の支払いより多く支払うこともできる仕組みになっています。

通常の支払いより少なく支払うことは出来ません(どうしても支払いが難しい時に金融会社に相談して利息分だけの支払いにしてもらう事は場合によっては可能)が、毎月の支払い額よりも多く支払うことはどの金融機関でも許されています。

どうして毎月決まった支払額があるのに、わざわざそれ以上の金額を支払っていく必要があるかや、どんなメリットがあるかなどを紹介していきます。

繰上げ返済が重要な理由

カードローンを提供している金融会社のほとんどの返済方式は「残高スライド元利定額リボルビング方式」を採用していおり、とても長い名称なので「残高スライド方式」と略されるている事が多いです。

厳密に言うと残高スライドリボルビング方式には種類がいくつかありますが、カードローンの場合では「残高スライド方式」とは「残高スライド元利定額リボルビング方式」と思ってもらってほぼ間違いないです。

略されているのは名前が長いからだけでなく、最近では有名になった「リボルビング方式」通称「リボ払い」という単語を見せないためでもあるでしょう。

繰上げ返済が重要な理由はこの「残高スライドリボルビング方式」の返済方法にあります。

この「残高スライド元利定額リボルビング方式」は毎月の支払額が少なく、負担が少ないので無理なく返済をして行くことができてとてもありがたいんですが、その反面返済額が少ない分返済期間が長くなっていく傾向があります。

返済期間が長くなるとそれだけ多くの利息を支払うことになりますし、返済方式に「残高スライド」がつくと、借りているお金の残金(元金)が少なると毎月の返済額も少額になっていきます。

毎月の返済額が減るのは嬉しいことですが、先程も説明したようにように返済額が少なくなればなるほど、その少ない返済額の中から利息と元金を支払わなければ行けないのでなかなか元金が減らないという事態になっていきます。

例えば100万円を年率15%で借りて毎月3万円を支払っていくことになった場合に、最初の月の利息は「12500円」となるので、支払額の3万円から12500円を引かれた17500円が元金から引かれる事になります。

このように支払額の多くをまず利息分の支払い後に残った金額で元金を引くという仕組みなので、思ってる以上に返済が進まないという事になります。

そこで重要になってくるのが繰上げ返済です。

繰上げ返済のメリット

繰上げ返済は前述した通り返済額に加えてお金を支払う事ですが、毎月の返済とは違い、利息分を支払う必要が無いので、支払った金額すべてが元金を減らすために使うことができます。

なので、繰上げ返済を行っていくことで毎月の返済だけを行っていくより期間を短く、利息も少なく返済していくことが出来るので、とても重要な返済方法になります。

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繰上げ返済のコツ

残高スライド方式での返済では繰上げ返済が重要になってきますが、毎月の返済は続いていくので闇雲に繰上げ返済をしていくと生活への負担が大きくなってしまいます。

繰上げ返済を意識するばかりに、毎月の返済が厳しくなって返済を遅れると遅延損害金として余計なお金がかかってしまいますし、信用情報に傷がつく恐れもあります。

なので繰上げ返済をする際にはある程度の決まりを決めておいた方がいいでしょう。

定期的に繰上げ返済を行う

繰上げ返済をするタイミングの1つ目としては、ある一定の期間毎に定期的に繰上げ返済を行いましょう。

これは、3ヶ月に1度決まった額を繰上げ返済する。と決めておけば、繰上げ返済を意識しながら期間内にお金を少しづつ貯めることができるので、それほど無理なく繰上げ返済の為の資金を貯めることができます。

通常の返済と一緒でコツコツと確実に元金を減らしていきたいという方にオススメです。

お金の余裕がある時に繰上げ返済を行う

2つ目はボーナスなど臨時収入があってお金に余裕がある際などに繰上げ返済を行う。

カードローンにはボーナス払いなどは設定されていないので、ボーナスがあっても無くても返済額が一定な事がほとんどなので、ボーナスが入ったり臨時収入がありお金に余裕がある時に繰上げ返済を行っていく方法です。

これは、1つ目の定期的に繰上げ返済する方法よりも確実ではありませんが、繰上げ返済に追われることはないので、比較的気軽に返済をしていくことができます。

ローンの返済では無理をして返済できないという事を一番に避けなければいけないので、このようにある程度余裕を持っておくのもとても大切です。

利息を多く減らすコツ

大まかに2つの方法を紹介しましたが、支払い方として最も利息を減らすことが出来るのは、お金を借りてからできるだけ早く繰上げ返済を行うことです。

利息は元金の残高に金利をかけて計算をするので、繰上げ返済を行って最も効果があるのは元金が多く残っている、借入れてすぐの時期です。

ですがお金が必要で借りたのにそんなにすぐに返済額より余計に払うと言うのはなかなか難しいと思うので、知識としてできるだけ早く繰上げ返済したほうが効果的だという事を覚えておくだけでも大丈夫です。

一番大切なのは毎月の返済を無理なく行うということなので、なによりもそれを優先させるようにしましょう。

繰上げ返済のやり方

繰上げ返済が重要なのは説明してきましたが、どのようにして繰上げ返済をしていけばいいかを説明していきます。

カードローンの返済には多くの方が銀行の引き落としなどを利用していると思います。

その場合、何もしないと毎月の支払い分しか引き落とされないので繰上げ返済を行うことができません。

なので、銀行口座からの引き落としを行っている場合は以下のような行動を取る必要があります。

  • 自社ATM、又は提携ATMからの振込
  • 銀行窓口からの振込
  • インターネットバンキングからの振込

利用している金融会社によって多少の違いなどがあると思いますが、基本的には上記のような方法で返済額とは別に振り込むと繰上げ返済として扱われることになります。

毎月の返済をATMなどで行っている方は通常の返済と共に繰上げ返済をしたい額を上乗せして支払うことで繰上げ返済ができるので、ほとんど特別な事をする必要はありません。

口座引落しをしている際に注意しないといけないのは、引落し専用の口座などにしている場合に口座に残高が無いからと言ってATMから振り込んでしまうと繰り上げ返済として認識されてしまう点です。

引落しの場合は口座から引き落とされた金額のみが返済額になるので口座に残高が無い場合は直接金融会社に振り込むのではなく、自分の口座にお金を入れておくようにしましょう。

繰り上げ返済に手数料はかかる?

繰り上げ返済を行う場合に手数料が必要になるか疑問に思うと思いますが、繰り上げ返済を行うこと事態に特別な手数料が必要となることはありません。

ですが繰り上げ返済をATMなどを利用する場合には利用している金融会社によってはATMを利用する手数料が発生する事がありますが、これは振込を行う際と同じです。

なので繰り上げ返済、振込共に出来るだけ手数料のかからない提携ATMなどの方法を選択していくと返済額を少しですが減らすことが出来ます。

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まとめ

「残高スライドリボルビング方式」リボ払いはそれなりの金額を借りても毎月の返済が少なくて済むので、毎月ギリギリの場合にはとても助かる返済方式ですが、しっかりと特徴を理解して利用しないと、長期の間返済をしていくことになります。

カードローンだけでなくクレジットカードのキャッシングなどにもリボ払いは採用されていたりするので、しっかりとリボ払いの特徴を把握して繰上げ返済と併用しながら計画的に利用し、リボ払いの便利さの恩恵を受けていくようにしましょう。