スーパーホワイトとは?信用情報が全くない状態…住宅・自動車ローン時などでも悪影響が出る可能性がある

Super白い壁

スーパーホワイトという言葉をご存知ですか?クレジットカードなどに詳しい方であるとご存知かもしれませんが、普通に生活しているとなかなか聞くことのない単語だと思います。

スーパーホワイトを少し調べてみると、クレジットカードを作りにくくなるという記事などはいっぱいありますが、実はカードローンにも大きく関わってきます。

このスーパーホワイトとはどんなものなのか、なぜスーパーホワイトであるとクレジットカードやカードローンの審査に通りにくくなってしまうのか、さらに、スーパーホワイト状態から抜け出すためにどうすればいいかなどを紹介していきます。

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スーパーホワイトとは

スーパーホワイトとは、信用情報に全くの記載情報がない状態の事で、まっさらでなんの情報もないことから金融用語として「スーパーホワイト」と呼ばれています。

信用情報には、クレジットカードやカードローンなどの契約状況や、返済状況などが記録されるだけでなく、返済を延滞したり債務整理を行ったいわゆる金融事故などに関しての情報も一定期間記載されています。

カードローン会社やクレジットカード会社はその信用情報を元に審査を行いお金を貸してもきちんと返してくれる返済能力がある人なのかを判断する基準にしています。

審査の際に申込者がこのスーパーホワイト状態であると金融会社から信用を得ることが出来ず、カードローンやクレジットカードだけでなく、住宅ローンや自動車ローンという重要なローンの審査にも通らなくなってしまう可能性があります。

信用情報に情報が掲載されていないという事は金融事故などを起こさずに生活してきたという事になるからむしろいい事なんでは?と思ってしまいますが、実はそうではないようです。

最近ではクレジットカードやカードローンなどが一般的になってきていますが、15年~20年程前の場合は今ほどインターネットなども普及していませんし、携帯電話もようやく世間一般に普及し始めてきたぐらいでした。

クレジットカードなどが普及する前に成人を迎えた人や、それ以前の方々にとっては現金を利用して生活してきたので、今でもクレジットカードなどが必須ではない人もそれなりにいると思います。

アメリカや海外では現金を使う方が珍しいというレベルまで普及をしていますが、日本人は基本的に現金主義で海外に比べるとクレジットカードの普及率や、使用率はかなり低い部類に入ります。

住宅ローンや自動車ローンを利用しない限り、クレジットカードやカードローンを利用しないでも生活していけるのが今の日本の現状です。

実は気付いていないだけでスーパーホワイトと言われる状態になっている人は意外と多いかもしれません。

スーパーホワイトはなぜ問題なのか

スーパーホワイトの場合は今まで、信用情報に掲載されるようなお金の使い方をしてこなかったので、返済能力などについて未知数という懸念もあるとは思いますが、それでは誰でも最初はあるので、それだけでスーパーホワイトが問題になるわけではありません。

スーパーホワイトの1番の問題点は別の箇所にあります。

自己破産や債務整理後と見分けがつかない

信用情報がまっさらで記録のない状態と言うのは、カードローンやクレジットカードなどの信用情報に掲載されるような取引を行った事がない場合だけでなく、自己破産や債務整理などを行った後にも同じようなスーパーホワイトの状態になります。

信用情報とは一度掲載されると消えることが無いわけではなく、どの情報も基本的に一定期間を経過すると信用情報から削除される仕組みになっています。

延滞や債務整理の場合は支払いが終わってから最長5年間は掲載され、自己破産になると最長で決定から10年の間信用情報へ記録されることになりますが、その期間を過ぎると信用情報から削除されます。

もちろん自己破産などを直接行われた会社には信用情報とは別に情報があるので、自己破産や債務整理を行った会社からは次からお金を借りるのは難しくなります。

他の会社にとっては他社の顧客情報は信用情報以外から入手すること以外に情報はないので、信用情報から情報が消えると自己破産や債務整理があったことは一切わからなくなってしまいます。

金融事故を起こして信用情報に掲載されている状態を「ブラック」指定期間を過ぎて信用情報から情報が消え、カードローンなどを利用可能になりこの状態を「ホワイト」と呼ぶようです。

金融会社からしてみると、申し込んできた人の信用情報がまっさらな状態だと、スーパーホワイトかホワイトかは信用情報上だけでは判断がつきません。

つまり利用者はスーパーホワイトであったとしても金融会社からは実は金融事故を起こした後のホワイト状態なんじゃないかと疑われてしまうので、スーパーホワイトはカードローンやクレジットカードで不利になってしまう事になります。

年齢が高くなるにつれてスーパーホワイトは不利になる

このような理由でスーパーホワイトはカードローンなどで不利になりますが、申込者が20代前半などであれば、基本的にカードローンを利用できるのは成人してからなので、金融事故を起こした後と言うのは考えにくいです。

若い人が申し込む場合はそれほどスーパーホワイトというものは不利にはなりませんが、30代を超えて信用情報が消える十分な時間があった人にとっては歳を重ねる毎に不利になっていきます。

金融会社からしてみたら、30代半ば以上を過ぎても住宅ローンや自動車ローンもなくスーパーホワイトの状態なのは不自然だと思われるようになり、審査を通過し辛くなっていく傾向にあります。

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スーパーホワイトからの脱却方法

上記のようにスーパーホワイトの期間が長いと、本当に今まで信用情報に載るような取引を行ってこなかっただけだとしても、金融会社からは疑われてしまうので、早めにスーパーホワイトの状態から脱却しておく必要があります。

ある程度の年齢になってしまった場合にどうやってカードローンなどの審査で疑われないようにするかというと、単純に信用情報に情報を記載させればいいんです。

もちろん金融事故などで信用情報に載ってしまったら本末転倒なので、返済できる範囲内で実績を作っていくことから始めましょう。

審査の通りやすいクレジットカードやカードローンに申請してみよう

カードローンやクレジットカードには様々な種類がありますが、その中には審査の通りやすさや審査の早さを売りにしている会社もあります。

そのような金融会社の場合はスーパーホワイト状態であっても、18歳以上で安定した収入があるなどの条件を満たすだけで基本的に審査を通りやすくなっています。

例えば楽天カードであったり、yahoo!JAPANカードなどは比較的審査を通りやすいクレジットカードとして有名です。

( ・(ェ)・)つ 楽天カード愛用者のクレカ論

Yahoo!JAPANカードでは、基本的に機械的に審査しているようで問題なければ2分での審査完了も可能なので、勤続年数や年収などがある程度あるならばアルバイトの方でもそれほど難しくなく審査を通ることが出来るようです。

クレジットカードを入手したら少し生活の中で利用してしっかり返済することで信用情報に掲載されていきます。

またカードローンに申し込んだら少額で良いのでお金を借りて期日にしっかり返して行く事で信用情報に記載され返済実績を作る事ができるので、金融会社から信用を得ることが出来るようになります。

消費者金融系のカードローンも成人をしていて安定した収入があれば比較的簡単にカードローンを契約することができますが、住宅ローンや自動車ローンを利用を考えている場合は申し込む際にカードローンは解約しておくことをオススメします。

このように信用情報に傷をつけないようにしっかりと利用していくとスーパーホワイト状態ではなくなり、ローンを組みやすくなっていきます。

ここで注意するのはクレジットカードなどに申し込みをして、審査を通ることができなかった場合にすぐに次の会社へ申し込むのではなく、最低でも1ヶ月ほどあけてから申し込むのをオススメします。

立て続けに何社にも申し込みをしてしまうと、それほどお金に困っているならば返済は期待できないかもしれないと金融会社に思われてしまい、「申し込みブラック」として信用情報に掲載されてしまいます。

そうなると信用情報に傷がついてしまい、審査に通りにくくなってしまう可能性があるので、注意しましょう。

携帯電話端末の分割支払いでも信用情報に掲載される

最初に知らない内にスーパーホワイトになっているかもしれないと書きましたが、最近では逆に、知らない間に信用情報記載されているという事もあります。

それほど信用情報というものが重要視されよく利用されてきていて、その中には保証人不要の賃貸住宅の契約や、最も身近なものとしては携帯電話の端末の分割払いがあります。

最近のスマートフォンの値段は非常に高く、ハイエンドモデルであると10万円を超える金額になることも珍しくなくなってきています。

一括で支払うという方も多いと思いますが、分割で支払うと携帯会社からの割引も受ける事ができますし、月々の負担も少なく払っていくことができるので多くの方が利用していると思います。

何気なく利用しているこの端末の分割払いも実は信用情報に記載されています。

携帯の通話料などの料金に関しては信用情報に載ることはありませんが、端末の分割払いに関しては信用情報に記載されるので、分割払いを利用していればスーパーホワイト状態になることはありません。

ですが逆に、端末の支払いも携帯料金と一緒に行われているので、携帯料金を3ヶ月ほどの長期間滞納してしまった事のある方は、携帯料金と一緒に端末の支払いも滞納したことになるので、信用情報に滞納情報が記載されてしまっています。

このように何気ないところにも信用情報とつながっている可能性があるので、どの支払いであっても延滞や滞納がないように気をつけて下さい。

しっかりと料金を支払っている場合は信用情報に返済能力を証明する材料になるので審査でもいい影響を与えることが出来ます。

スーパーホワイトか心配な方でカードローンなどを作るのに抵抗があって近いうちに携帯電話を買い換える予定がある方は、端末の分割払いを利用してみるのもいいかもしれません。

デビットカードではスーパーホワイトは脱却できないので注意しよう

デビットカードとは、LINEや楽天など多くの会社が提供しているカードの事で、クレジットカードと同じように使うことができるカードの事です。

楽天デビットであれば楽天銀行の口座を開設していればパソコンやスマートフォンから申し込むだけでデビットカードを郵送して貰うことができ、LINEが提供するLINEペイであればカードはコンビニで購入できるほど手軽なものになっています。

多くのデビットカードにはJCBとVISAの2種類あるのでどちらかを選び、手軽に入手することができますが、飲食店やアマゾンや楽天などのインターネットショッピングでもJCBとVISAのクレジットカードカードが使用できるほとんどの場所で利用可能になっています。

通常のクレジットカードとの違いは、クレジットカードでは利用金額は月末などにまとまって請求されますが、デビットカードでは利用した瞬間に銀行口座などから引き落とされる仕様になっています。

なので現金感覚で利用することができるので、使いすぎを防ぐことができたりクレジットカードはちょっと苦手という方でも利用しやすいカードになっています。

クレジットカードと同じように利用することができるので、「デビットカードを利用していれば信用情報に返済実績を残せるのでは?」と考えてしまいますが、デビットカードでは返済実績作ることは出来ません。

これはデビットカードの支払い方が関係していて、クレジットカードを利用した場合は一旦クレジットカード会社が料金を立て替えてくれているので、その後その月に利用した金額とまとめて払う仕組みです。

デビットカードの場合は、利用した後すぐに口座から引き落とされているのでクレジットカードに立て替えて貰うこともなく、もし口座残高が足りなかった場合は決算できないだけなので、デビットカードの発行元に迷惑をかけることもありません。

信用情報機関に登録されることもないので、返済実績を作ることが出来ないという訳です。

金融事故などを起こしたブラックでも利用できる

信用情報機関が関わらないという事は、カードローンなどを利用していた際に金融事故などを起こしていわゆるブラック状態になった人でもデビットカードは利用することができます。

ブラック状態になってしまった人はクレジットカードを利用できないので、インターネットで買い物をする際でも、コンビニや銀行で代金を振り込むしかないのでとても不便になってしまいます。

しかしデビットカードを利用すればすぐにカードで支払いが出来るのでその不便さを解消することが出来ます。

注意しないといけないのは、楽天のようにデビットカードを利用するにはほとんどの場合利用する会社の口座を開設しておく必要がありますが、金融事故を起こした銀行では口座を作れない可能性があります。

銀行の場合、金融事故を起こしてから10年で記録は信用情報機関からは削除されますが、事故を起こした銀行内では情報は保存しており、信用情報機関から記録がなくなった後でも利用を拒否される事があるからです。

口座がないとデビットカードは利用できないので、その場合は他社のデビットカードを利用するようにしましょう。

楽天デビットカードの規約には信用情報機関への情報提供の記載がある

デビットカードは基本的に信用情報機関に情報が提供されませんが、楽天デビットカードの規約には「個人情報の指定信用情報機関への提供開始」という文があります。

どのような状況で信用情報機関へ提供されるかははっきりわかりませんが、もしかするとデビットカードで毎月の契約を行っていた場合に、口座に残高が足りずに決算が出来なかった場合などに信用情報機関への情報提供が行われるのかもしれません。

その場合だとマイナスの情報だけ信用情報機関へ送られる事になるので、デビットカードであったとしても慎重に利用していかないと、スーパーホワイト脱却どころか信用情報に傷がついてしまう可能性もあるので注意しましょう。

まとめ

以上のように、スーパーホワイト事態が悪いことではありませんが、金融事故を起こした後に信用情報から情報が消えた状態と見分けをつけることが出来ないので、金融会社から警戒されてしまうという理由で審査に通りにくくなります。

ホワイト状態とスーパーホワイトの見極めが出来るようになればいいのですが、現在ではそのような仕組みになっています。

カードローンやクレジットカードを極力使いたくないという方もいると思いますが、住宅ローンや自動車ローンなど重要なローンを利用する時にスムーズに審査をパスできるよう、若い内にスーパーホワイトの状態から抜け出しておくことをおすすめします。