属性情報・スコアリングシステムとは?…審査の際に重要になる個人情報

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カードローンを利用する際にまず不安になる事の1つが「審査に通るかどうか」という点だと思います。

不安になると言う事は「審査の内情を知らないから」というわけです。では内情について説明してみましょう。

今回は審査の際に重要になってくる属性情報について説明します。

その属性情報を利用して行われるのがスコアリングシステムです。

今回は審査の際に見られるその属性やスコアリングシステムについて紹介してきます。

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属性とは

カードローンなどの金融用語としての属性とは個人の年齢や職業などの個人情報の事を言います。

この属性は基本的にカードローンを申し込む時に記入する申込書に記入してある事を元にチェックされ、審査の際に大きな役割を持つことになります。

審査の際にチェックされる属性情報は以下のようなものです。

  • 年齢
  • 職業
  • 雇用形態
  • 年収
  • 勤務先
  • 勤務年数
  • 居住形態
  • 居住年数
  • 家族構成

などの情報が審査の際にチェックされ、カードローンの求める一定の水準を超えることができればカードローンを利用できる可能性がグッと高くなります。

重要視される属性

属性情報の中でも当然ですが重要視される項目が存在します。ではどのような項目が重要視されるのかも紹介します。

年齢

カードローンは20歳から約60歳前後まで利用することが出来るとても期間に幅がありますが、いつ申し込んでも評価は一定と言う訳にはいきません。

というのも20代は独身である事が多いので、自分の為に使える時間が多くある分カードローンの利用も期待することが出来ます。

さらに20代はこれから更に収入が増えていきますし、長い間使ってもらうための先行投資のような意味合いもあるかもしれません。

一方で50代後半や60代になると収入は20代よりも多いかもしれませんが、定年退職が近づいているのでそれほど長い間使ってもらうことは出来ませんし、今以上に収入が増えるということも期待し難いです。

それに加えて家族がいることがほとんどなので「家族の事情で支払いが出来なくなる」などのリスクも少なくありません。

なので基本的には20代中盤から30代辺りがもっとも評価の高い年齢と言えるかもしれません。

職業・雇用形態

職業と雇用形態も属性の中での重要度は大きく職業はやはり安定している公務員などがもっとも有利になり、雇用形態では正社員であることが審査では大きく評価されることになります。

この項目では申込者がどのような職業にどのような形態で従事しているのかが分かり、さらに職業と雇用形態を見れば収入を安定して得る事ができるのかなども判断することが出来ます。

雇用形態に関しては正社員が最も評価が高く、それに続いて、契約社員、派遣社員、パート・アルバイトの順で評価が高いようです。

大きな企業の正社員や公務員の方が評価は高いでしょうが、パート・アルバイトではダメという事はないので、カードローン会社がこの人はどの程度安定しているかについて知るものさしだと考えればいいと思います。

年収

年収は一見最重要項目のようですが、実は絶対的に重要かと言われればそうでもありません。

もちろん年収が高いに越したことはありませんが、年収が高いだけで評価が高いかと言われればそうではなく、安定して収入が高いというのが最高の評価を受けることが出来ます。

というのも年収が高くても不安定でリスクの高い株やFXなどで稼いでいる場合は、カードローン会社からもリスクが高いと判断されて大きな金額を借りることは出来ないでしょう。

なので先ほど紹介した雇用形態と年収を合わせて考えることが重要になります。

要するに「安定感」を求めているわけです。収入が不安定な自営業者が評価を落とす理由もこれですね。

勤務年数

勤務年数は今現在の職場に何年勤務しているかで、これも安定して収入を得ることが出来るのかを判断する材料として使われます。

というのも勤務年数が短い場合は一箇所での仕事が長く続かずに安定した収入が得られないのではないかとカードローン会社は考えてしまうからです。

勤務年数が短いからと言って審査に通らない訳ではありませんが、出来れば3年以上の勤務年数が欲しい所です。

居住形態

居住形態とは今現在住んでいる家が持ち家なのか賃貸なのかという意味で、これによっても評価は変わってきます。

評価が高いのはもちろん持ち家の場合で、これはもし返済が出来なくなった場合などに家を売って資金を回収することができますし、持ち家を残していなくなるという事もないだろうという判断からこのような評価になっています。

家族構成

家族構成は今現在独身か結婚しているのかなどや、一人暮らしか実家暮らしなのかなどについての項目です。

ここで有利になるのは実家暮らしで親と同居していたり、結婚していても共働きの場合などです。

実家で暮らしている場合は生活費の負担が一人暮らしよりも少なくなることが多くなるので、返済に回すことが出来るお金が増えることができると判断されます。

共働きの場合は単純に一人暮らしの場合よりも収入が増えることになるので、その分だけ安定して返済をしてもらえるのでリスクが少ないと言えます。

逆に1人で子どもを育てているという方の場合は家族構成の面においては不利になってしまう可能性があります。

スコアリングシステムとは

スコアリングシステムとは審査の際に採用されている審査方式で、紹介してきた属性情報が大きく関わっています。

スコアリングシステムは属性情報の評価を点数化して合計して一定の点数以上になった場合に審査の次の段階に進めるようにするシステムです。

このスコアリングシステムを採用することで素早い審査が可能になり、消費者金融の多くで利用できる即日融資が可能となっています。

このスコアリングシステムは早さを重視しているシステムで、それほど正確で綿密な審査という訳ではく一次審査的な意味もあります。

なので紹介してきた属性情報をトータルで判断され、どこかがイマイチであっても他の部分で取り返す事も可能となっているなので、全ての項目で高評価を受けるような状態でなくても諦める必要はありません。

スコアリングシステムの問題点

スコアリングシステムは属性を数値化することで申込者に返済能力があるかを素早く見極めることが出来る優れたシステムですが、問題点がない訳ではありません。

素早さと属性を数値化することに特化しているので、申込者がどんな人物かという事を判断することはできません。

それの何が問題かと言うと、銀行や消費者金融は反社会的勢力(暴力団)に関係のある人にはお金を貸さない方針をとっていますが、反社会的勢力に加わっている人が申込書に「反社会的勢力」と記入するはずもなく、そこはカードローン会社側が審査などで調べなければ分かりません。

ですがスコアリングシステムだと属性に問題がなければ反社会的勢力の人であっても審査に通過してしまう可能性がありました。

それを問題視した銀行は2018年1月から申込者の氏名などを警察の暴力団データベースと照合を行うことにしました。

この照合を行うことで反社会的勢力への資金流入を防ぐことは出来るようになりますが、照合は氏名のリストを渡して警察側で照合してもらうことになるので、どうしても時間がかかってしまうようになり、最短でも翌営業日以降になるので銀行での即日融資は不可能となりました。

即日融資が出来なくなったのは残念ではありますが、反社会的勢力への資金流入は私達の生活にも影響を与える可能性もあるので仕方ない部分だと思います。

この即日融資不可能なのは銀行のみで消費者金融カードローンの場合は今までどおり即日融資を行うことは可能です。

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信用情報の方が大事

属性とはなにか、その属性情報を数値化して審査するスコアリングシステムを紹介してきましたが、実は属性情報よりも信用情報の方が重要となっています。

カードローンの審査には仮審査と本審査があり、スコアリングシステムを使っての審査は仮審査で行われることになります。

その仮審査の中でさらに行われるのが信用情報のチェックで、スコアリングシステムでいい数字を出していたとしても、信用情報に問題があった場合はその時点で審査をパスすることは出来なくなります。

たとえば属性情報では十分すぎる状態であっても、過去に金融事故や長期の延滞を起こしてそれほど年月が経っていない場合は審査を通ることは出来ません。

一方で属性情報がイマイチな状況であったとしても信用情報が綺麗な状態であれば恐らく審査に通ることができ、カードローンを利用することが出来るでしょう。

もちろん属性情報が重要ではないという訳ではなく両方大事ではありますが、どちらが重要視されるかと言われると信用情報という事になります。

なので信用情報に傷が付くと様々な所で不便になってしまうので、カードローンだけでなくクレジットカードなどの利用には十分注意するようにしましょう。

属性情報と信用情報の違い

属性情報と信用情報は文字的にも意味合い的にも似ていますが、属性情報とは今まで紹介してきたように年収や職業の今現在の個人の状態の事で、信用情報は今まで利用してきたカードローンやクレジットカードなどの利用履歴の事を言います。

属性情報は今現在の自分の状態、信用情報は過去のカードローンなどの利用履歴と考えると覚えやすいでしょう。

まとめ

以上が属性やスコアリングシステムなどについての紹介でした。

属性については基本的に安定した収入を得ることが出来るか、返済しやすい状況なのかを重視した項目になっています。

全てにおいて高評価で合った方が借りやすくはなりますが、そうである人はほとんどいないですし、スコアリングシステムはトータルでの評価になるのである程度マイナス面があったとしてもそれほど気にする必要はありません。

ですがこのような項目を審査で利用しているという事を知っておくことで自分がどのような評価をされるのかをある程度知ることが出来るので、知識として覚えておきましょう。