カードローンの金利は何%?年利・借入利率・実質年率の違いは?…まずは利息を学び返済計画を建てよう

金利

カードローンを利用すると基本的には避けることの出来ないのが金利や利息です。

利息を払わないといけないのは分かっているけど、実際どのくらいの金額を払わないといけないのかなど、はっきりは分からない事もあると思います。

さらに、金利や年利など似たような用語がおおくてどれがどんな意味なのか分かり難い所もあります。

なので、今回は金利や利息についてや似たような用語について紹介していきます。

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金利と利息について

カードローンを利用する際に切っても切り離せないのが金利と利息です。

金利とは金利と言うのは「1年間お金を借りた際に支払う利息の割合」の事で%で表されていて、この数値が高ければ高いほど大きな利息が発生することになります。

後ほども紹介しますが、基本的にはカードローンの金利は高くても18%程度までとなっている事がほとんどです。

利息は借りている金額と金利によって計算され、借りたお金とは別に払う必要のある金額の事を言います。

例えば100万円を金利15%で借りた場合は「100万円 × 15% = 150,000円」となり1年間で15万円の利息が発生することになります。

なのでこれを12ヶ月で割ると1ヶ月に12,500円の利息が発生するという事になります。

返済方法によって違いはありますが、多くのカードローンでは毎月の返済額の中に発生した利息が含まれています。

つまり毎月の返済額が3万円だった場合に、3万円の中に利息の12,500円も含まれているので、借りているお金の返済に充てることが出来ているのは残りの17,500円という事になります。

ただ利息は常に一定という訳ではなく、借りている金額の残高に対して発生するので返済していくにつれて払うべき利息は減っていき、追加でお金を借りると利息は増えてしまうという点についても覚えておいて下さい。

一部の消費者金融系のカードローン会社では30日間無利息などのキャンペーンを行っているので、その期間にお金を全て返してしまえば利息なしでお金を借りる事はできます。

ですが、そのようなサービスは基本的には初めてその会社からお金を借りた際の1回のみなので、毎回無利息で利用することは出来ません。

金利と利息の関係はDVDをレンタルするのと似ています。

DVDを借りる時は、「借りたいDVD」とレンタル代金を払ってレンタルすると思います。

これが、カードローンの場合は「借りたいDVD」が「カードローン会社から借りるお金」になり、レンタル代金が「利息」という事になります。

つまり利息と言うのはレンタル料の事です。

お金も借りた量と期間によってレンタル料が発生し、そのレンタル料を計算するのに必要になるのが「金利」です。

この金利が低いとレンタル料(利息)は低く抑えることができ、逆に高いと多くのレンタル料(利息)を払う必要が出てきます。

なので、お金を借りる際に利息をなるべく払いたくない場合に最も注目すべきなのは「金利」という事になります。

「金利」「年利」「年率」似たような言葉の意味の違い

金利の詳しい事について紹介する前に用語について紹介します。

まずは実際にカードローン会社が表記している金利を見てみましょう。

  • 実質年率 4.5%~18.0%
  • 金利 3.0%~18.0%
  • 年利 1.9%~14.5%
  • 借入利率 4.5%~17.8%

これは実際にカードローン会社が表記している数字ですが、見て分かるように数字の前の言葉がそれぞれ違っていますよね。

金利の他にも「年率」や「年利」「利率」など色々な表現方法があってややこしく見えますが、小さな違いはありますが、基本的には全て同じ意味で、「1年間お金を借りた際にどれだけ利息が発生するか」という意味です。

同じような言葉が違って混乱しそうですが、意味はほとんど一緒なので覚えておきましょう。

利子と利息の違い

似たような言葉では「利子」と「利息」という言葉もありますが、これも基本的には同じ意味で大きな違いはありません。

ですが、一部の会社などでは

  • お金を支払う時には利子
  • お金を受け取る時は利息

という使い分けをする所もあるようですが、基本的にはどちらでも通じるのであまり気にする必要はありません。

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実質年率とは

先程紹介した年率という言葉に実質という言葉の付いた「実質年率」という言葉を使用している会社もあります。

年率という言葉がついているのだからこれも1年ではらう利息の事と想像できると思いますが、ほぼそれで正解ですが、厳密に言うと少しだけ違う部分もあるので紹介します。

年率は紹介したそのままの意味ですが、実質という言葉の中には審査でかかった費用や手数料、保証料などが含まれています。

つまり、実質年率と言うのは支払うべき利息と事務手数料などの費用を合わせたものの事を言います。

事務手数料無料という謳い文句の会社でもこの実質年率で回収している会社もあります。

ですが、手数料が発生する毎にお金を払うのは手間ですし、手数料を含めた年率を出してくれていたほうが計算をしやすいので利息がどのくらい必要か分かりやすくなります。

どちらにしてもカードローンを作成する際に現金でお金を払う必要がないのは非常に助かります。

金利の上限は法律で決められている

カードローン会社が設定できる金利の上限は、出資法という法律で20%までと決まっています。

なので20%以上を超える金利は支払う必要がありませんし、20%以上の金利を求めてきた会社があった場合はヤミ金融の可能性があるので注意しましょう。

少しややこしくなりますが、利息制限法という法律で借したお金に応じた金利の上限も設定されています。

貸付額上限金利(年率)
10万円未満20%
100万円未満18%
100万円以上15%

このような借りたお金に応じて利息の上限が決まっていて、借りる事が出来る金額が増える毎に金利は低くなるようになっていて、これ以上の金利を取る場合は犯罪ということになるので覚えておきましょう。

ちなみにこの金利は今現在借りている金額に対してではなく、借りることが可能な金額に対して設定されています。

つまりカードローンの利用限度額が200万円の人が10万円借りたとしても、そのお金に対する金利の上限は15%までとなり、利用限度額が50万円の人が10万円を借りた場合の金利の上限は18%までとなります。

つまり利用限度額が高いほど金利は低くすることができ、カードローン会社でも利用限度額が高くなるに連れて設定されている金利も低くなるように設定されているので、利用限度額が高いほど金利がお得になるというのは覚えておくといいかもしれません。

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金利は会社ごとに違う

利息の元となる金利は会社ごとにそれぞれ設定されているので一律ではありません。

銀行系のカードローンと消費者金融系などの貸金業者系のカードローンでは適用される法律が違い、銀行系カードローンは「銀行法」を消費者金融系カードローンは「貸金業法」を元に運営を行っていて、この違いによって金利は大きく変わっています。

ですが、同じ系列のカードローン会社の場合は同じ法律の同じ金利上限があるので、それほど大きな差はありません。

銀行系のカードローンの金利の一例
みずほ銀行 2.0%~14.0%
三菱東京UFJ銀行 1.8%~14.6%
三井住友銀行 4,0%~14.5%
りそな銀行 3.5%~12.475%
消費者金融系のカードローンの一例
アコム 3.0%~18,0%
プロミス 4.5%~17.8%
アイフル 4.5%~18.0%
モビット 3.0%~18.0%

このように、銀行系のカードローンは銀行という大きな資金が潤沢な会社なので、下限金利が特に消費者金融系のカードローンよりも約3.5%ほど低くなっています。

ですが、みずほ銀行と三菱東京UFJ銀行の下限金利が飛び抜けて低くはありますが、その他は同じ系列の金利を見比べるとそんなに大きな差は無いのが分かると思います。

金利には上限があり、どうしても似たような数字になってしまうので、特に消費者金融系のカードローンでは様々なサービスや手軽さなどで独自性を出しています。

なので、金利だけではなく自分の求めるサービスを基準にカードローンは選んでもいいかもしれません。

上限金利と下限金利とは

このように会社ごとに金利の上限と下限が設定されていて、これを上限金利と下限金利といいいます。

先程も少し触れたように金利は多くのお金を借りると下がっていくという特性があるので、借りる額が少ないと金利の上限金利(消費者金融系のカードローンの場合約18%)に近い金利が設定される事になります。

金利の下限金利は上限金利よりもかなり金利が低くなっているので、できるだけ金利は低いほうが望ましいですが、この加減金利を利用するのはかなりハードルが高いです。

800万円まで貸すことのできる会社のカードローンを利用した場合、下限金利を適用させるには上限の800万円程を借りないと下限金利は適用されません。

銀行系、消費者金融系どちらのカードローンであっても、銀行では審査が厳し目で、消費者金融系の場合は総量規制の壁があり難易度がかなり高くなるので、下限金利を利用するのは非常に難しいです。

なので、大きな金額を借りる際以外は、下限金利よりも上限金利を気にするようにしましょう。

また、どのくらいの金額でどのくらいの金利になるかの一例としてみずほ銀行カードローンの場合の金利の変化を紹介しておきます。

ご契約極度額適用金利
10万円以上100万円未満年14.0%
100万円以上200万円未満年12.0%
200万円以上300万円未満9.0%
300万円以上400万円未満年7.0%
400万円以上500万円未満年6.0%
500万円以上600万円未満年5.0%
600万円以上800万円未満年4.5%
800万円年2.0%

利息の計算方法

お金を借りて返済していく利息を把握して、返済計画をたてていていくのはとても大事なことです。

その計画を立てる際に重要な利息の計算方法について紹介していきます。

先程も紹介したように、利息を出すために必要な金利は各社様々なので、利用する会社の金利を

まず基本式となるのは

  • 借入額×実質年率÷365日×借入日数=利息額

上記の式になるので、当てはまる数字を入れていくことで利息額を導き出すことが出来ます。

年率が分からない場合は最も高い18%で計算しておくとそれ以上にはならないですし、借りようとしている会社が決まっている場合は、その会社のホームページに返済シュミレーションがある事が多いので、そこに年率を確認することができるかもしれません。

では例題として、10万円を借りて1ヶ月かけて返していくという仮定で計算していき、利息を14.0%としておきます。(実際の金利とは違うかもしれません)

  • 借入額 10万円
  • 借入期間 30日
  • 実質年率 14.0%
  • 100,000(借入額)×0.14(実質年率)÷365×30=1,150(小数点以下切り捨て)

このような計算で10万円を1ヶ月借りると利息が「1150円」となるので、借りたお金の元金10万円と合わせて「101,150円」を返済することになります。

まとめ

以上が金利についての用語や利息の計算方法についてでした。

金利や利息はお金を借りる際に最も気になることの一つでもあるので、用語などを理解しておくことでよりカードローンについての理解を深めることが出来ると思います。

利息などもどのくらいになるのかを把握して返済計画をしっかりと考え、自分にあった返済をしていきましょう。