カードローンは増額(増枠)と新規契約ではどっちがお得?…増額の方がお得だが条件は厳しめ

どっちがお得か

今現在利用しているカードローンの利用限度額いっぱいまで借りてしまっている状態で、急遽お金が必要になった場合にカードローンからお金を借りる方法は主に2種類あります。

その方法とは「増額(増枠)」と「別のカードローンと新規契約を行う」この2つですが、この2つの方法を選ぶ時にどちらが利息を抑えて利用することが出来るのでしょうか。

結論から言うと増額を行う方がお得に利用することができますが、条件などもあり誰もが気軽にできるものではありません。

今回は増額と新規契約どちらを選ぶ方がお得か、紹介していきます。

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増額を行う場合

まず最初に増額申請を行う場合について紹介していきます。

増額とは今あるカードローンの利用限度額の上限を上げてもらえるようにカードローンにお願いする事で、かならず上限が上がる訳ではありませんが、上手くいくと今よりも多くの金額を利用することが出来るようになります。

再審査が必要

まず申請をしたからすぐ上限が上がるわけではなく、カードローンを申し込んだ時と同じ程度の審査をもう一度受ける必要があります。

なので収入証明書などの書類の提出も求められる事になるので、ある程度の手間は覚悟する必要があります。

さらに増額申請してダメでも利用限度額が上がらないだけではなく、再審査の結果で利用限度額が逆に下げられてしまう可能性もあります。

また増額のためには年収が上がっているだけで良い訳でもなく、審査では今までの返済実績なども考慮されるので真面目に遅れなく返済していれば高評価を受けることが出来ますが、頻繁に返済が遅れたりする場合には評価が低くなり申請が通らない可能性も高くなります。

再審査を行う場合は毎月遅れなく返済できていて年収がある程度上がった際か、稀にカードローンから送られてくる増額案内などが来た際に申し込むと申請が通りやすくなります。

つまり闇雲に増額申請をするのではなく時期や状況を見極めて行う必要があります。

金利が下がる可能性がある

増額した際に受けることが出来るメリットとしては当然利用できる金額が増えるという点と更に、金利が低くなる可能性がある点があります。

金利というのは利用限度額が高くなればなるほど低くなっていくものなので、借りている金額やカードローン毎の設定によって違いはありますが、金利が低くなる可能性はあります。

利息制限法では設定できる金利の上限は以下のようになっています。

  • 10万円以下は年20%まで
  • 10万円以上100万円未満は年18%まで
  • 100万円以上は年15%まで

となっていて、カードローンの金利設定も同じような金額で金利が低くなるような設定になっている所が多くなっています。

なので今まで利用限度額の上限が90万円だった際に増額申請が通って110万円まで上がったとすると、利息制限法に当てはまると法定上限金利が20%から18%に引き下げられることになります。

実際に三井住友銀行カードローンで見てみると、利用限度額が100万円以下の場合は年12.5%~14.5%ですが、100万円~200万円になると年10.0%~12.0%の金利が設定されています。

変わるのは0.5%程度かもしれませんが、カードローンの利用は長期になりやすいので、0.5%の違いでも長い目で見ると大きな金額の違いになっていきます。

なので増額を行って1つのカードローン会社でまとめて借りているとこのような金利がお得に利用することができるメリットもあります。

新規契約でカードローンを利用する場合

増枠にはメリットだけでなくデメリットもある事がわかりました。

では新規契約でカードローンを契約する場合には、どうなるのでしょうか?

増額よりも難易度は低め

新規で申し込む場合も増額申請を行う場合でも審査を受けないといけません。

既に別のカードローンでお金を借りている状態で次のカードローンでも大きな金額を借りようとすると審査は厳しくなりがちですが、申込の際に希望額を低めに設定するのであれば増額で30万円増すのと新規で30万円借りるの場合は新規で契約したほうが審査には通りやすいでしょう。

というのも増額は前回に審査した時にここまでなら貸してもいいだろうという所まで既にお金を貸してくれているので、そこからさらに金額を上乗せするのはカードローン会社からしてみてもリスクが大きくなるので慎重になってしまいます。

それに対して新規申し込みであればカードローン会社もできるだけお金を貸して利益を得たい、そして少額であればリスクも少ないので他からお金を借りていたとしても審査に通そうと考えるでしょう。

なので審査の難易度を最優先に考えるのであれば増額よりも新規申し込みの方が通りやすいとは言えます。

ただ他のカードローン会社であっても信用情報機関が一緒の場合は返済実績などはすべて筒抜けになっているという点は覚えておきましょう。

2箇所に返済しないといけない

晴れて別のカードローンと契約することが出来たとして問題になるのが返済が2箇所になるという点です。

返済日が同じであったり、両方共口座引き落としに対応している場合は問題ないですが、そうでなかった場合には返済に手間がかかってしまします。

というのもATM振込での返済のカードローンで返済日が別々の場合は、その都度ATMから振込を行わないといけないので、返済日が分かり難いという点があります。

返済が遅れると延滞になってしまうので遅延損害金が発生しますし、長期で延滞ではなく数日の延滞でも何度もやってしまうとカードローン会社からの印象は悪くなっていき今後のカードローンの利用に影響してくることもあります。

なので延滞は少しでもしないに越したことはないので毎月2回の返済を行う場合は注意が必要です。

利息が高くなる可能性も

増額の項で紹介したのとは逆で、新規契約の場合は金利は同じ金額であっても増額と新規契約では金利が高くなってしまうこともあります。

例えばカードローン2社から60万円づつ借りた場合、金利は銀行だと年14.5%程度になっていることが多いので一ヶ月に「(60万円×14.5%÷12)×2」で14,500円の利息は支払う必要があります。

しかし増額を行って1社から120万円借りたとすると、先程も紹介したように金利が下がるので、12%になったとします。

すると「120万円×12.0%÷12」で12,000円になり、1年で考えると30,000円程度の違いが出ることになります。

この例えの数字は極端かもしれませんが、このくらいの違いは発生する可能性はあるので、利息を最優先で抑えたい場合には新規契約は向いていません。

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まとめ

以上が新たにお金を借りる場合に増額か新規契約どちらがお得なのかについての紹介でした。

紹介してきたようにお得なのはなんと言っても増額をすることですが、今までの返済実績や年収の増加などなかなか条件が厳しめでもあります。

なのでそのような事が難しくて審査に通ることなどを最優先で考える場合には金利の千賀は出てしまいますが、新規契約を選択すると良いでしょう。

このような選び方で増額か新規契約を選んで自分にあった方法を選択して下さい。

と言っても、一番は限度額以上のお金が必要になる状況を作らない事が最も大事ですので、あまりお金が足りない状況に陥らないように気をつけて下さいね。