カードローンの名義変更はできる?…本人の信用を担保に融資しているので不可能

無理

車などの所有者が変わったら行う必要がある名義変更ですが、ローンに関しても住宅ローンの名義を変更するといった話も聞いたことがあるかもしれません。

ではおなじローン商品であるカードローンでも名義人を変更して家族などの別の人がローンを引き継いで返済していく事は可能なんでしょうか?

結論から言うと名義人を変更してローンを別の人が支払っていくという事はほぼ不可能となっています。

ではなぜ別の人が返済すると名乗り出た場合でも名義人の変更は不可能なのでしょうか。

今回はその事について紹介していきます。

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名義変更とは

名義変更とは簡単に言うと対象の物の所有者を変更するという意味です。

例えば車を購入した際には国土交通省に「この車の持ち主は私です」と登録を行う必要がありますが、誰かにその車を譲ることになった場合には持ち主が変わったことと新しい持ち主の登録を行う必要があり、この持ち主の変更が名義変更となります。

車や住宅のような目に見えるものだけではなく、ローンなどの契約にも名義人が設定されているので、名義変更が可能であるもであればこちらの所有者を変更することもできるようになっています。

カードローンの名義変更は不可能

冒頭にも触れたように基本的にカードローンなどの無担保ローンの名義変更は不可能となっています。

例えばカードローンを利用している人が、毎月の返済が苦しくてこれ以上支払っていくことが出来ないとなった時に、家族などが変わりに返済してくれると名乗り出てきてくれたとします。

カードローン会社としてみれば返済してもらえるのは変わらないので名義変更をしても構わないように思えてしまいますがなぜカードローン会社は変更を認めないのでしょうか。

というのもカードローンを申し込んで審査を通過した人だけがカードローンを利用することが出来ますが、担保なし、保証人無しでカードローンが利用できるのはその審査の際に申込者の職業や年収などの属性や信用情報を見極めた上で審査を通過させているからです。

なのでカードローン会社からしてみるとその人自信の信用を担保にお金を貸しているので、他の人が支払うと言ってもその人に対して審査を行っていないので名義を変更させる訳にはいかないんです。

この個人の信用を元に融資する方法を信用貸付といいます。信用貸付は他の担保や保証人があるローンと比べてもリスクが高いので、カードローン会社としても慎重にならざるを得ません。

支援の方法

紹介したようにカードローンの名義変更は不可能ですが、それでも支援を行ってあげたいという場合は、名義変更なしで毎月の返済額を支援してあげたり、自分名義でカードローンを契約して支援していくなどの方法の方が現実的でしょう。

つまり相手が必要な金額以上の利用限度額のカードローンを作成して、そのお金を使って相手のカードローンを一括で返済してしまうという方法です。

この場合必要であれば完済したカードローンは借り過ぎのリスクを防ぐ理由から解約してもらった方がいいでしょう。

このローンは完全に自分の借金になってしまいますが、それでも良いという理解の元で行って下さい。

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名義人が死亡した場合

紹介してきたように名義変更は厳しいのはわかりましたが、名義人が不慮の事故や病気で亡くなってしまった場合にはカードローンはどうなってしまうのでしょうか。

住宅ローンなどには名義人が無くなった場合には残高を払わなくてもよくなるという契約がされている場合がありますが、カードローンには通常そのような契約ははありません。

家族の遺産を受け継ぐ場合はプラスのものだけでなく、マイナスの遺産つまり借金も引き継ぐ必要があるので、この場合はカードローンの借金を引き継ぐ事になりますが、実は名義人が亡くなって借金を引き継ぐ場合であっても名義の変更はできません。

カードローンは名義人の属性を元に融資を行っているので、家族といえど人によって属性は全く違うのでそのまま単純にカードローンの名義を変えて引き継ぐということにはならないようです。

そのような事から名義変更はできないので、名義人が亡くなった場合には残っている借入残高を一括返済を求められる場合もあるようです。

その場合はその他の引き継いだ遺産で返済するか、すべての遺産を相続しないなどの選択肢があるのでその中から家族や状況に合わせた判断を行っていく事になります。

唯一名義変更が可能なケース

通常ではほぼ不可能な名義変更ですが、唯一変更が可能なケースがあり、それは結婚やその他の事情などで自分の名前が変わった時です。

この場合は名義人の名前は変わりますが、返済する人が別の人に変わるわけではないので名義変更は可能となっています。

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まとめ

以上がカードローンの名義変更は可能なのかについての紹介でした。

カードローンは信用貸付が基本なので、申込者以外が代行して返済していくことができない仕組みになっています。

別の方法で支援も可能ですが、支援してくれる人がいなければ債務整理を行う必要が出てきてしまうので、できるだけ自分で借りたお金は責任をもって返済できるようにカードローンは計画的に利用していく必要があります。